従来のマネキンシステムは、マネキンさんの個人能力によって充分に機能してきたように思えます。(モチベーションの高い、優れたマネキンさんが沢山いることを私たちは知っています。)が、しかし折角培ったノウハウはあくまで個人のノウハウでしかなく残念ながら継承され、広がることは従来のシステムのなかでは不可能であることに気がつきました。
そこで、私たちマトリクス・SD株式会社は優れたマネキンのノウハウを継承し、蓄積するシステムとマネキンというポジションについてもう一度考えてみることにしました。セルフ販売主流のスーパーマーケットの中で唯一、顧客接点を持つプレゼンターのマネキンは、会話を通じてお客様とのコミュニケーションがとれるリサーチャーとしての役割も担えるのではないかと、それを個人ではなくチームとしてナレッジしていく。 そして、 POSによる定量データではない、定性情報の収集は、商品開発へのヒントや売り方のアイデア、お店の感想等お客様の生の声としてマネキンに伝えられます。この情報をマネジメントし報告書にまとめることでその日の商品のプレゼンテーションもさることながら、もっと大きな情報資産が手に入ります。
商品のプレゼンテーターでありリサーチャーである、そのナレッジマネジメント…それが私たちマトリクス・SDのマネキンシステムです。
何が何時にいくつ売れたか?というよりその商品が本当に欲しかった商品なのか?何故買わなかったのか?この商品がもう少しどうあれば良いのか?この商品のどこが好きで、どこが嫌いか?・・POSデータでは、分かりません。お客様に直接聞かなければ分からないことです。
ではレジでそれが聞けるかというと、疑問です。この時に一番有利なのがお客様に一番近い所にいるのが、マネキンです。そしてそれを、聞いただけではなく「日報」と言う形で収集します。
この情報を収集し、分析することであらたな商品開発のヒントや、店のあり方のヒント、さまざまなアイデアがお客様の側にあることが分かります。次回の販売政策やお店の改善策等に(メーカーからの店への提案が可能です)活かすことができます。これがマトリクスのナレッジマネジメントです。一度で三度美味しいマトリクスのマネキンシステム、是非一度お試し下さい。